タイムトラベルの本棚

タイムトラベルを題材とした小説、映画の感想

『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』F・M・バズビイ 室住信子@訳

男はいつもと違う色の天井の下で目覚めた。ここはウィネトカか? それとも……。人生を飛び飛びに生きる男女の奇妙な愛を描いた、SF史上に残る恋愛時間SFの表題作

 

裏表紙 あらすじ より一部抜粋

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『時をかける少女』筒井康隆

放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。この匂いをわたしは知っている  そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床に倒れてしまった。そして……目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。

思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。

わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時を超える。

 

裏表紙あらすじより

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『タイム・リープ あしたはきのう』高畑京一郎

 鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失している事に気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えの無い文章があった。”あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい……”
 若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香に何が起こっているのか調べ始める。だが、導き出された事実は、翔香を震撼させた。”そ、んな……嘘よ……”
 第1回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞した高畑京一郎が組み上げる時間パズル。最後のピースが嵌る時、運命の秒針が動き出す  

 

あらすじより

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『タイムマシン』H・G・ウェルズ 石川年@訳

時空を超えることの出来る機械「タイムマシン」を発明したタイム・トラヴェラーは、80万年後の未来世界に飛ぶ。そこで見た人類の変わり果てた姿に、彼は衝撃を受ける。80万年後の世界、それは知力、体力が退化した地上種族・エロイと、エロイを捕食し光を恐れる地下種族・モーロック、この2種族による原始的な階級社会であった 

 

裏表紙あらすじより 一部抜粋

 

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『夏への扉』ロバート・A・ハインライン 福島正実@訳

 

 

ぼくの飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にあるいくつものドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。1970年12月3日、かくいうぼくも、夏への扉を探していた。最愛の恋人に裏切られ、生命から二番目に大切な発明までだましとられたぼくの心は、12月の空同様に凍りついていたのだ! そんな時、<冷凍睡眠保険>のネオンサインにひきよせられて……永遠の名作。

裏表紙あらすじより 

 

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